その38:心に残るあの言葉・・・
みなさま、おはこんばんちわ!
在宅勤務が続いていてすっかり忘れていましたが、通勤ラッシュって本当に嫌ですよね。
今回はその電車についての昔話をしたいと思います。
痴漢や喧嘩、夏の時期のサウナのような車内・・・。
電車の中では日々様々な物語が生まれています。
今回はその電車についての昔話をしたいと思います。
ある夏の日の事でした。
いつもの通勤経路で電車待ちをしていたのですが、老人に手を引かれた小さな子供がいる為に電車が到着してもなかなか乗り込む事ができませんでした。
すると後ろに並んでいた我慢がすこ~し出来なかった若者が私の事を鞄で押してくるでは、あ~りませんか!
なんと言う事でしょうか、このままでは老人と幼気な小さな子供が巻き込まれるかもしれません。
私がこの危機を防がなければいけない!!
「チェストー!!」
危険を感じた体が咄嗟にバッグを蹴り飛ばしました。
・・・まあ、やってしまった事はしょうがないです。
若者も含め無事乗車出来たので良しとしようじゃありませんかと一人納得していると先ほどの若者が、
「なんだよ・・・蹴らなくてもいいじゃんかyo~」とブツブツと呪文を唱え始めたので
(お前は魔太郎か?)
「前に子供がいるからアブねーだろっ!」と、この場を穏便にすませようと説明したところ
若者も納得してくれたようで黙りこんでくれました。
しばらく静かな時間を過ごしていたのですが、田〇駅に停車し電車のドアが開いた瞬間!
「この偽善者がーーーー!!」
叫びながら若者は猛ダッシュで階段を駆け上がって行くではあ~りませんかっ!!
突然の告白に私の思考は真っ白です。(その間数秒・・・)
「ハッ! 待てコラァ~!!」
告白して返事も聞かずに行ってしまうんかー!!と、私も全速力で階段を掛け登りました。
よっしゃー、追いつくでぇ~っと思ったその時です!!!
若者は老婆を突き飛ばして行くではありませんか!
またまた、なんと言う事でしょうか、偽善者の私は倒れた老婆に「大丈夫ですか?」と声を掛けてしまいました。
その間、若者は目にも止まらぬ速さで改札を抜けて行きました・・・。
「偽善者」
なんでしょうか?このワード、かなり怒りが込み上げたのが記憶に残っています。
電車の中では日々様々な物語が今日も何処かで生まれている事でしょう・・・。
それでは、またの機会に・・・。
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